こんにちは！

北大路東洋鍼灸整骨院の柔道整復師、鍼灸師の伊藤です！！

今回は鍼灸整骨院で交通事故の慰謝料を受け取るには？・・・を説明していきます！

交通事故によって負傷した際、鍼灸整骨院で施術を受けた場合でも、一定の条件を満たせば慰謝料を受け取ることが可能です。以下では、慰謝料の概要や、鍼灸整骨院での施術が慰謝料の対象になるための要件、実際の手続きの流れなどについて、詳しく解説します。

1. 交通事故の慰謝料とは？

交通事故の被害者が受け取ることができる慰謝料は、精神的苦痛に対する賠償金です。治療期間の長さや後遺障害の有無、日常生活への影響などに応じて金額が算出されます。自賠責保険や任意保険を通じて支払われるケースが多く、整形外科や病院だけでなく、鍼灸整骨院での治療も条件を満たせば補償対象になります。

2. 鍼灸整骨院で施術を受けても慰謝料は出る？

原則として、医師の診断があり、必要と認められた施術であれば慰謝料の対象となります。つまり、事故後にまず病院で診察を受け、「打撲」「むち打ち」などの診断が出た上で、鍼灸整骨院での施術が治療の一環として認められていれば、保険会社はその施術を補償対象とします。

ただし、以下の点に注意が必要です。

• 医師の診断書が必要：事故後すぐに病院で受診し、診断書を取得することが重要です。
• 医師の同意を得ること：鍼灸整骨院に通う前に、医師に相談して同意を得ておくと安心です。
• 保険会社への事前確認：任意保険会社が施術費用や通院日数をどう取り扱うか、事前に確認しておくとトラブル防止になります。

3. 鍼灸整骨院に通うメリット

• 柔軟な施術：手技療法、電気治療、鍼灸治療など、個々の症状に応じたきめ細かい対応が可能。
• 予約制が多く通いやすい：整形外科に比べて待ち時間が少ない場合が多く、仕事や家事の合間にも通院しやすい。
• 身体の不調に寄り添った施術：慢性的な痛みや違和感の軽減に効果が期待できます。

4. 慰謝料の計算方法

自賠責保険の基準では、以下のように計算されます。

• 1日あたり4,300円（2023年時点）
• 通院期間 × 4,300円、もしくは「実通院日数 × 2 × 4,300円」の少ない方が適用される

例えば、2ヶ月（60日）の間に20日間通院した場合、

「60日 × 4,300円 = 258,000円」と「20日 × 2 × 4,300円 = 172,000円」の少ない方＝172,000円が慰謝料となります。

5. 手続きの流れ

1. 交通事故発生後すぐに警察へ届け出る
2. 病院で診断書をもらう（初診が重要）
3. 保険会社に鍼灸整骨院への通院を申告し、了承を得る
4. 鍼灸整骨院に通院し、領収書・施術証明書を保管する
5. 治療終了後、慰謝料の請求手続きを保険会社と進める

6. 注意点とトラブル防止策

• 過剰通院とみなされないように注意：症状が軽減しても長期間通院し続けると、保険会社から施術の必要性が否定される場合があります。
• 整形外科との併用通院をおすすめ：月に1〜2回は整形外科でも経過観察を受けると、治療の正当性が認められやすくなります。
• 領収書の保管・施術内容の記録が重要：トラブル時の証拠になります。

まとめ

鍼灸整骨院での施術も、正当な治療として認められれば交通事故の慰謝料の対象になります。大切なのは、「医師の診断を受けること」「保険会社と事前に連携を取ること」「記録をきちんと残すこと」です。整骨院をうまく活用しながら、心身ともにしっかりと回復し、正当な補償を受け取りましょう。

詳しくはホームページをご覧ください！

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