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股関節痛

こんな症状でお悩みではありませんか

ここでの股関節痛は一般の方も当てはまりますが、スポーツをしている方は特に必見です。

  • ランニングをすると股関節に痛みが出る。
  • サッカーをすると股関節が痛い
  • 運動をすると股関節が痛む

その股関節痛を放っておくと、いずれ痛みが大きくなり、歩くのもつらくなります。

さらには股関節の負担が大きすぎて、変形性股関節症へと移行することもあります。

病院や他の整骨院で良くならなかった方などは、このまま読み進めていただき、スポーツをしていない方は下の方の【股関節痛の施術方法】をご覧になってください。

股関節痛とは?|北大路東洋鍼灸整骨院

そもそも股関節痛は股関節のどこが痛くなるかで、その原因や病態が変わります。

まずは《股関節の前が痛くなる方》

股関節の前が痛くなる怪我は『グロインペイン(鼠径部痛症候群)』の可能性があります。

このケガはなかなか治りにくく、違和感が残るケガでもあります。そのため、スポーツを続けるなら、痛みは取り切っておきたいところです。

グロインペインは原因が解明されておりません。鼠径部痛症候群といわれるくらいなので鼠径部周辺に痛みが出ればこのケガといわれます。

過去にも多くのグロインペインを診てきましたが、多くの原因は「筋肉の硬さ」でした。

早期に原因筋を発見でき、施術ができれば直りは悪くない印象です。

次に《股関節の横が痛くなる方》

このケガはランニング、マラソンなどの陸上競技をされる方に多く見られます。

このケガに多く見られる原因筋は「大腿筋膜張筋」

筋肉の動作としては、股関節を曲げる・股関節を少し打ちに入れる

歩行や走行では必ず使う筋肉です。

そして、この筋肉がスポーツで力を発揮するのは『ストップ動作』

走っていて止まる、急に方向を変えるために止まる、踏み切る

などといった際に力を発揮します。

走る動作は止まる→動き出す、の繰り返しなので、かなり酷使します。

また、野球ややり投げ、といった投球動作でもこの筋肉は力を発揮します。

動き出した勢いを止め、そのエネルギーを上半身へと伝える。

こういいた動作に関係します。

スポーツにおいて、大腿筋膜張筋が強く、上手に使える人はパフォーマンスが上がります。

それだけ大切な筋肉ということです。

股関節痛の施術方法|北大路東洋鍼灸整骨院

当院で行う検査方法

1. 姿勢とバランスのチェック
まず立位で正面・側面・後方の姿勢を観察し、肩や骨盤の高さ、背骨のゆがみ(猫背・反り腰など)を総合的に確認します。さらに歩行や立ち方のクセ、左右の脚長差を簡易的にチェックし、身体全体のバランスの崩れや生活習慣による負荷を把握します。

2. 関節の可動域テスト
股関節・腰・首・肩など主要な関節を、ゆっくりと動かしてもらいながら可動域を測定。左右の動きや可動域の広さ・狭さ、痛みの有無を細かくチェックすることで、どの関節や筋肉が制限されているかを特定します。

3. 触診による筋・骨の状態確認
骨盤周囲や肩関節、手首・膝などの関節まわりを手で軽く押して、硬さ・張り・炎症サインを探ります。筋肉の緊張やトリガーポイント(痛みの引き金となる部位)の有無を触覚で捉え、問題箇所をピンポイントで見つけ出します。

4. 神経症状のスクリーニング
首や腰を特定の角度に動かしたり、軽い圧迫や引き伸ばしを加え、しびれや放散痛、だるさなどの神経症状が誘発されるかを確認。動きに伴う症状の出現パターンから、神経根や坐骨神経などの圧迫・炎症の可能性を絞り込みます。

5. 東洋医学的な体質評価
お腹(腹部)に手を当てて硬さ・冷え・拍動を感じ取り、内臓や自律神経の状態を診断します。合わせて手首で脈を触れ(脈診)、舌の色や舌苔(ぜったい)の状態を観察し、「気・血・水」のバランスや虚実のタイプを判定します。

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これらの検査を組み合わせ、痛みや不調の原因を多角的に分析したうえで、最適な施術プランをご提案します。
詳しい検査方法の詳細はこちら

超音波施術

超音波施術は、専用の機器を使って、筋肉や関節、靭帯などの深部組織に音波や電気の刺激を与えることで、痛みやこわばりを和らげ、回復をサポートする施術です。手では届きにくい体の奥の組織にまで刺激を届けられるのが大きな特長で、スポーツによるケガや慢性的な不調など、幅広いケースに対応しています。

 

1秒間に100〜300万回の振動を与える「ミクロマッサージ作用」により、細かい細胞レベルの刺激を届けることで、筋肉の緊張やむくみを和らげたり、関節の動きをスムーズにしたりすることが可能です。
また、150V以上の電気刺激(ハイボルテージ)を使うことで、深部までしっかりとアプローチし、不快感の軽減や回復力の促進も目指します。
さらに、音波の振動が発する「温熱効果」によって、血流が良くなり、慢性的なだるさや筋肉の張り感が軽くなったり、組織の柔軟性が高まったりすることもあります。
痛みがある場合や、運動後の張り、回復のサポートが必要なときには、電気の設定を切り替えながら、刺激の強さや深さを調整して使用します。
施術の際は、患部に専用のジェルを塗り、機器の先端(プローブ)をゆっくりと滑らせながら照射していきます。症状に応じて、関節を動かしながら行うこともありますので、より実際の動きに近い状態でのアプローチが可能です。
急性の痛みから慢性的な違和感まで、幅広い不調に対して“届きにくいところまで届ける”サポート施術として活用されています。

手技療法(マッサージ)

当院の手技療法は、筋肉・筋膜・関節といった身体の組織に対して、解剖学的な知識をもとに行う本格的な施術です。
表層の筋肉だけでなく、コリやハリの原因となる深層筋にも的確にアプローチし、全身のバランスを整えていきます。
指や手のひらで筋肉の流れに沿って圧をかけ、筋肉の緊張をゆるめながら、血流やリンパの流れを促進。

これにより、慢性的な肩こりや腰の重さ、背中のハリなどがやわらぎ、身体全体の動かしやすさや軽さが実感できるようになります。
また、施術中はお一人おひとりの状態に合わせて、ツボへの刺激や筋膜のリリースといった手法も取り入れます。これにより、神経の働きがスムーズになり、首・肩まわりの可動域が広がったり、眼精疲労や睡眠の質にも良い影響が現れるケースがあります。
「なんとなく身体がだるい」「疲れが抜けにくい」「肩や腰がいつも重たい」など、原因がはっきりしない不調にも幅広く対応できるのが特長です。単なるリラクゼーションではなく、日常生活の不快感や違和感にしっかり向き合うマッサージとして、多くの方にご利用いただいています。

永田式 背骨・骨盤全身矯正

永田式の矯正プログラムは、「骨盤」「背骨」という身体の土台部分に注目し、全身の構造バランスを根本から整えることを目的とした施術です。
姿勢のクセや筋力の左右差、デスクワークやスマホ使用による前傾姿勢、さらには産後の体の変化など、現代人の多くが抱える「ゆがみ」に対して、安全でやさしい矯正法を用いてアプローチします。

当院では、いわゆる“バキバキ”“ぽきぽき”と鳴らすような刺激のある矯正を基本としています。ただし、その刺激が怖い・苦手という方には、身体の状態に合わせたソフトな調整も行っており、無理のない範囲で施術を進めていきます。
骨格のアライメント(並び)を整えるだけでなく、必要に応じて筋肉や関節への手技も組み合わせることで、身体全体の協調性を引き出す施術です。
骨盤や背骨のゆがみが整うと、姿勢が自然と正され、呼吸が深くなったり、立ち座りの動作がスムーズになったりする変化が見られることもあります。また、自律神経のバランスが整いやすくなり、不眠や疲れやすさ、頭の重さといった症状の改善が期待できるのも特長の一つです。
「猫背が気になる」「出産後から体調が安定しない」「左右の肩の高さが違う」「慢性的に腰や膝が重い」など、身体の歪みや不調を感じている方に、ぜひ受けていただきたい施術です。

鍼灸施術

鍼灸施術は、東洋医学の考えに基づき、身体のバランスを整えながら不調の改善を目指す伝統的な手法です。専用の「鍼(はり)」や「お灸」を使って、体表にあるツボ(経穴)を刺激することで、めぐりを促し、心身の不調にやさしく働きかけます。
使用する鍼は、髪の毛ほどの細さで、注射針とはまったく異なるやわらかい刺激が特徴です。

多くの方が「思ったより痛くなかった」「むしろ心地よかった」と感じられるほどで、リラックスした状態で受けていただけます。
お灸は、もぐさ(艾)を使って温かさを与えるもので、じんわりとした熱が体に心地よく伝わり、冷えや緊張のある部分にも穏やかに作用します。
鍼灸は、もともと人に備わっている「自分で整える力(自然回復力)」や「めぐりの調整機能」を高めるとされており、関節の違和感や冷え、しびれ、緊張性の頭痛や不眠、生理痛など、さまざまな不調に幅広く対応しています。世界保健機関(WHO)でも多くの症状に対して鍼灸の有用性が認められており、慢性的な悩みを抱える方にも安心して受けていただける施術です。
また、当院では使い捨て(ディスポーザブル)の鍼を使用し、毎回必ず新しいものに交換しています。さらに衛生面に配慮し、施術前の鍼はすべて専用の滅菌保管庫で管理。安心・安全な環境で、心地よく施術を受けていただけるよう徹底しています。
「なんとなく体が整わない」「薬に頼らずにバランスを整えたい」そんな方にもおすすめの自然派ケアです。

 

股関節痛は股関節の前・横、どちらの痛みに対しても鍼灸・ハイボルテージを用います。

股関節は大きな筋肉で覆われ、痛みの発信源が特定しにくいです。

そのため、痛みの出る動作をしてもらい、その動作で施術を行います。

症状の出方や、痛む場所によって鍼灸とハイボルテージを使い分けます。

それができるのも数多くの股関節痛を診てきているからこそ。

スポーツの特性や日常生活動作を考えて痛みの発信源を特定することもありますが、できるだけはっきりと、痛みの場所を見つけておくことが大切です。

股関節に関しては施術→確認→施術をしていき痛みの場所を特定し、早期の競技復帰や痛みのない日常生活を取り戻します。

痛みが取れた際には、今後の予防方法もお伝えします。

競技復帰すると、必ず股関節を使います。そういった際に痛みが戻らないように、運動指導やセルフケア方法などを競技に合わせてお伝えさせていただければと思います。

股関節が痛出したなら今のうちに施術をしておきましょう。

Q&A|北大路東洋鍼灸整骨院

・股関節痛はどんな時に症状がでるの?

歩行時や靴下を脱ぎ着する時、階段の上り降り、運動をする時に痛みが現れます。
股関節への負担が大きくなると、変形性股関節症へと悪化する場合があります。

執筆者:柔道整復師
北大路東洋鍼灸整骨院 院長 髙原浩輝

患者様一人ひとりのニーズにしっかり応える治療院を目指しておりますので、辛い症状でお悩みの方・慢性的だからと諦めている方・どこに行っても良くならなかった方は一度お気軽にお電話下さい。

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