頸椎ヘルニアとは、頸椎でヘルニアが起きているということです。

そもそもヘルニアとは「逸脱」という意味で、本来あるべきものが逸脱していることを意味します。

では頸椎でヘルニアが起きるとどういう状態になるのか？

画像のように椎間板が逸脱してしまい、後ろにある神経に触れてしまう、もしくは神経を圧迫してしまうという状態です。

この圧迫を受けている神経の領域で症状が出ることを頸椎ヘルニアといいます。

X JAPANのYOSHIKIさんやネプチューンの名倉さんもこの頸椎ヘルニアで活動を休止されていましたね。

頸椎ヘルニアになると以下のような症状が出ます。

• ・手の違和感

• ・手先のしびれ

• ・腕全体の脱力感

• ・手に力が入りにくい

• ・腕や手先全体の倦怠感

主に頸椎ヘルニアでは腕より先の症状がでます。

他にも、首の痛みや首のしびれもありますが、少ない部類に入ります。

そのような症状のせいで、日常生活でも支障が出ます。

「荷物を持つときに力が入らない」「お箸やペンが持てない、うまく扱えない」「字が書けない」「すぐに物を落としてしまいそうになる」

このような状態になるので、すぐにでも異変に気付くと思います。

では頸椎ヘルニアの原因はどういったものなのでしょうか？

頸椎ヘルニアの原因は椎間板（骨と骨の間のクッション）に負担がかかりすぎることです。

交通事故などの一瞬で負荷が大きくかかるものから、日常生活で徐々に負荷がかかり頸椎ヘルニアになるものまで様々ですが、一番多いのは姿勢の悪さによる負荷の蓄積です。

昨今パソコンやスマホといったものが主流になり、下を向く姿勢が多くなりました。

それこそが椎間板に負担がかかり続けることになります。

その姿勢が続けば椎間板は後ろ後ろへと追い出され、その先の神経に触れます。

実際には違いますが、一種の変形といえるかもしれません。

頸椎ヘルニアは原因にも書いたように、神経を圧迫する姿勢からになります。

そのため、不良姿勢を正すことで、神経の圧迫を減らすことができます。

姿勢を正すために骨盤矯正を行います。

首なのに骨盤矯正？そう思われた方、安心してください。

骨盤矯正といっても、骨盤の上に乗っている背骨も一緒に正しい位置に正します。

例えば首の歪みを治しても、骨盤が歪んだままだとそこを基盤にすぐに歪みが戻ります。そのため、骨盤から背骨は真っ直ぐにしておく必要があります。

骨盤矯正によって正しい位置になり、圧迫も少なくなったとしても症状が残ることがあります。

神経は圧迫を受けると、圧迫がなくなってもその状態を覚えています。

そのため、神経や周りの筋肉の施術も必要になります。

その施術は鍼灸やハイボルテージです。

鍼灸やハイボルテージは症状を覚えている神経に対して、刺激をいれ興奮状態のものを静めます。そうすると神経も圧迫のない状態を覚えていき、症状も改善していきます。

もちろん頸椎ヘルニアは周囲の筋肉の硬さも出してしまいますので、鍼灸やハイボルテージで筋肉を緩め、症状緩和につなげます。

【頸椎ヘルニアといわれた方へ |北大路東洋鍼灸整骨院】

病院や整骨院で頸椎ヘルニアといわれた方、たしかにショックかもしれませんがあまり気を落とさないでください。

頸椎ヘルニアは今まで多く診てきましたが、決して治らないものではありません。

純粋な頸椎ヘルニアが原因の症状なら、病院の先生は手術をすすめます。そういった話がなければ原因が頸椎ヘルニアだけではないということです。

原因にも書いたように、姿勢の関係や筋肉の硬さからくるものも原因を考えられるので京都市北区の北大路東洋鍼灸整骨院で頸椎ヘルニアを治しましょう。

しかし、頸椎ヘルニアがあるとすぐには良くなりません。それなりに時間がかかると予想されますので、根気強く施術を続けましょう。

すぐによくなりたいという気持ちはわかりますので、私たちも懸命に取り組みます。ですので、皆様も私たちを信じていただければと思います。

頸椎ヘルニアを治して、頸椎ヘルニアのなかったころの生活を取り戻しましょう。