鍼灸整骨院での交通事故の慰謝料の受け取り方って？京都市北区/上京区北大路東洋鍼灸整骨院

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鍼灸整骨院での交通事故の慰謝料の受け取り方って？　京都市　北区/上京区　北大路東洋鍼灸整骨院

こんにちは！

北大路東洋鍼灸整骨院の柔道整復師、鍼灸師の伊藤です！！

今回は鍼灸整骨院での交通事故の慰謝料の受け取り方について説明します！

交通事故に遭い、鍼灸整骨院で施術を受ける場合、慰謝料を受け取ることができます。しかし、その手続きや注意点を知らなければ、適正な補償を受けられないこともあります。本記事では、交通事故の慰謝料を鍼灸整骨院で受け取る際の流れやポイントについて詳しく解説します。

1. 交通事故の慰謝料とは

慰謝料とは、交通事故による精神的・肉体的苦痛に対する損害賠償の一つです。被害者が事故によって負った傷害の治療に必要な費用や通院の負担、精神的苦痛などに対して支払われます。

交通事故で鍼灸整骨院の施術を受けた場合も、適正な手続きを踏めば慰謝料の対象となります。ただし、全てのケースで適用されるわけではなく、事前の確認や適切な申請が重要になります。

2. 慰謝料の計算方法

交通事故の慰謝料は「入通院慰謝料」として計算され、一般的に以下のような方法で算出されます。

① 自賠責保険基準

自賠責保険では、通院1日あたり4,300円（2024年時点）を基準に慰謝料が計算されます。ただし、

この2つのうち、少ない方の金額が支払われます。

② 任意保険基準

任意保険会社ごとに異なる基準で慰謝料を算出します。一般的には自賠責基準よりも若干高めに設定されていることが多いですが、保険会社によって異なるため確認が必要です。

③ 弁護士基準（裁判基準）

弁護士に依頼し、裁判や交渉を行った場合、最も高額な基準で慰謝料が計算される可能性があります。弁護士基準では、通院1か月あたり20～30万円程度の慰謝料が支払われることが一般的です。

3. 鍼灸整骨院での施術と慰謝料の関係

鍼灸整骨院での施術も、交通事故の治療として認められる場合があります。ただし、以下の点に注意が必要です。

医師の診断が必要
交通事故後、まず病院で医師の診断を受けることが重要です。整骨院や鍼灸院だけで治療を受けていると、保険会社から施術費用が支払われない可能性があります。
保険会社へ事前連絡をする
鍼灸整骨院での施術を希望する場合は、事前に保険会社に相談し、施術が認められるか確認しましょう。保険会社が了承しない場合、施術費用を自己負担することになる可能性があります。
整骨院・鍼灸院が交通事故対応に慣れているか確認
交通事故治療に対応している鍼灸整骨院であれば、慰謝料の計算や請求手続きについてもスムーズに進められます。事前に対応可能な整骨院かどうかを確認しましょう。

4. 交通事故の慰謝料を受け取るまでの流れ

以下の手順で適切に手続きを進めることで、慰謝料を確実に受け取ることができます。

① 交通事故発生・警察への届け出

事故が発生したら、まず警察に届け出を行い、交通事故証明書を取得します。

② 病院で診断を受ける

病院で診察を受け、診断書を取得します。診断書に基づいて治療を開始することで、後の慰謝料請求がスムーズになります。

③ 保険会社へ治療先を報告

加害者側の保険会社に、通院予定の病院や整骨院を報告します。必要に応じて整骨院と病院を併用することも可能です。

④ 鍼灸整骨院で施術を受ける

交通事故治療に対応した鍼灸整骨院で施術を受けます。施術内容や通院日数は、慰謝料計算に影響するため、通院の頻度や回数にも注意が必要です。

⑤ 施術証明書の取得

通院が終了したら、整骨院から施術証明書を発行してもらいましょう。これは慰謝料請求の際に重要な書類となります。

⑥ 慰謝料の請求

施術証明書や診断書を基に、保険会社へ慰謝料を請求します。交渉が難航する場合は、弁護士に相談すると、弁護士基準での慰謝料を受け取れる可能性が高まります。

5. 慰謝料を受け取る際の注意点

長期間の通院は慎重に
長期間の通院が必要な場合、保険会社が「本当に必要な治療か？」と疑問を持つことがあります。医師の指示に基づいて適切な通院を行いましょう。
治療費の打ち切りに注意
保険会社は一定期間経過後、治療費の支払いを打ち切ることがあります。打ち切りの際には、医師の判断や弁護士を活用し、適正な補償を受けるよう交渉しましょう。
示談の前に弁護士へ相談する
保険会社との示談交渉では、提示される慰謝料が相場より低いことがあります。納得がいかない場合は、弁護士に相談し適正な金額を確認しましょう。

6. まとめ

鍼灸整骨院で交通事故の治療を受けた場合でも、適切な手続きを行えば慰謝料を受け取ることが可能です。