おねしょ・チック・夜驚症
■ はじめに
子どもに多い「おねしょ」「チック」「夜驚症」。
病院では「成長の過程なので、様子を見ましょう」と言われることが多い症状ですが、親御さんにとっては毎日が本当に不安で、心配で、どうしてあげればいいのか分からないことも少なくありません。
「いつまで続くんだろう…」
「他の子はもう大丈夫なのに…」
「このまま見ているだけでいいの?」
「本人はつらくないのかな」
子どもの症状に悩む親御さんを数多く見てきました。
そしてその多くのケースで、共通して見られるポイントがあります。
それは、 “自律神経の乱れ” と “脳神経系のアンバランス” が背景にある ということです。
姿勢の崩れ、生活リズムの乱れ、ストレス、睡眠環境…
これらが複雑に重なることで、子どもたちの身体は自律神経のバランスを崩しやすくなり、おねしょ・チック・夜驚症が改善しにくくなってしまうのです。
当院では、長年にわたり子どもの自律神経症状への施術を行い、姿勢・神経・筋肉・内臓の働きを丁寧に整えることで、多くの改善をサポートしてきました。
■ おねしょ・チック・夜驚症が「様子を見るしかない」と言われる理由
まず、多くの病院や専門機関では次のような説明をされます。
「成長とともに自然に改善します」
「特に治療は必要ありません」
「経過をみましょう」
これが一概に間違っているわけではありません。
実際、成長に伴って改善するケースもあります。
ですが、“ただ待つだけで良い” とも言い切れません。
なぜなら、長年この症状で困っている子どもたちの身体を診ていると、次のような特徴が非常に多く見られるからです。
● 姿勢が悪い、猫背気味
● 首・肩・背中の筋緊張が強い
● 寝つきが悪い、寝相が悪い
● お腹が固い
● 呼吸が浅い
● 疲れやすく、集中力が続かない
これらはすべて 自律神経の乱れが影響しているサイン です。
さらに深くみると、脳神経系の発達過程や働きにもアンバランスが起きている ことが分かります。
そして、そのアンバランスが結果として
・膀胱のコントロールがうまくいかない(→おねしょ)
・無意識の筋反応が抑えられない(→チック)
・睡眠が浅く、脳が過剰反応する(→夜驚症)
といった形で現れてしまうのです。
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■ 「様子を見るだけ」で悪化するリスクも
改善がゆっくりである症状ほど、「時間が解決する」と言われがちです。
しかし、子どもの成長は待ったなしです。
小学校、中学校、高学年へと進むにつれて
「本人の悩み」
「学校生活のストレス」
「周囲との差」
がどんどん負荷となり、症状が長期化してしまうことがあります。
実際、当院には
「何年も様子を見てきたが改善しなかった」
「もっと早く相談すればよかった」
という声が少なくありません。
大切なのは、“自然に治るのを待つ” という選択肢以外にも方法があるということを知っていただくことです。
自律神経の乱れ・脳神経系のアンバランスが原因かも|北大路東洋鍼灸整骨院
■ おねしょ・チック・夜驚症の背景にある「自律神経の乱れ」とは
まずは自律神経について、簡単に説明します。
自律神経とは、呼吸、心臓の動き、消化、体温調節、睡眠など、“意思とは関係なく身体を調整してくれる神経” のことです。
自律神経には
・交感神経(活動)
・副交感神経(休息)
の2つがあり、このバランスが整うことで心身が安定します。
しかし子どもは大人以上に、
・ストレス
・姿勢の崩れ
・睡眠不足
・栄養バランス
・運動不足
の影響を受けやすく、自律神経が乱れやすい傾向があります。
特に現代の子どもは、タブレット使用時間が長い、外遊びが少ない、姿勢が悪い、睡眠が浅い。。。といった要因が重なり、交感神経が優位になりがちです。
すると……
◎ おねしょ
本来は寝ている間に副交感神経が働き、膀胱のコントロールが安定します。
しかし自律神経が乱れると、
・膀胱の感覚が鈍る
・排尿抑制の信号が脳から出にくい
といったことが起き、おねしょにつながりやすくなります。
◎ チック
瞬き、顔のこわばり、鼻鳴らし、肩すくめなどのチックは、無意識の筋肉反応を抑える力が弱くなっている状態です。
強いストレスだけでなく、自律神経の乱れにより “脳の抑制機能が低下” しているケースが多いです。
◎ 夜驚症
眠っているにも関わらず、突然泣き叫ぶ、暴れる、呼吸が速くなる。
これは深い眠りの途中で、脳の一部が誤作動を起こすためで、「睡眠の質が低い」「脳が休めていない」ことを示しています。
これら3つの症状はまったく別の問題のように見えますが、実は同じ “自律神経・脳神経系のアンバランス” から生まれる兄弟のような症状 なのです。
■ 脳神経系のアンバランスとは?
少し専門的になりますが、とても大事な部分です。
脳は
・思考・感情をつかさどる部分
・運動や感覚をコントロールする部分
・自律神経を調整する部分
など、さまざまな働きを分担しています。
しかし、姿勢不良、呼吸の乱れ、ストレス、運動不足などが続くと、脳の中でも特に “自律神経を調整する領域” や “運動・感覚を統合する領域” がアンバランスになります。
すると…
● 感覚が過敏 or 鈍くなる
(→夜驚症 / おねしょ)
● 無意識の反応を抑えられない
(→チック)
● 睡眠が浅い
(→夜驚症 / おねしょ)
● 情緒が不安定になりやすい
(→チックの悪化)
といった問題につながります。
つまり、「成長の問題」だけで片づけられない理由がここにあります。
■ なぜ身体の調整で改善するのか?
自律神経と脳神経は、身体の状態と密接にリンクしています。
● 呼吸が浅い → 交感神経優位
● 姿勢が悪い → 頭の位置がずれ、脳の疲労が増える
● 肩・首が張る → 脳への血流が低下
● 骨盤が歪む → 内臓の働きが低下
● 背骨の可動性低下 → 神経伝達が乱れる
これらの状態が続くほど、“自律神経は乱れやすく、脳の働きもアンバランスになる”
という仕組みです。
つまり、身体を整える=自律神経・脳神経の働きが整うという関係性があるのです。
当院では
・背骨・骨盤の調整
・筋緊張の緩和
・胸郭(呼吸)の調整
・自律神経を整える鍼灸
・内臓の働きを改善させる施術
などを組み合わせて、子どもたちの身体の“土台”を整えていきます。
すると次第に
・睡眠の質が良くなる
・深い呼吸ができる
・姿勢が整う
・身体の緊張が減る
ことで、自律神経と脳神経が安定し、症状の改善につながっていきます。
■ おねしょ・チック・夜驚症のお子さまに共通して見られる「身体の特徴」
当院に来られるお子さまを診ていると、次のような傾向が非常に高いです。
● 背中が丸い
● 肩や首が硬い
● お腹が固い
● かかと重心で立っている
● 呼吸が浅い
● 頭が前に出ている
● 横隔膜がうまく使えていない
● 腕や足の柔軟性が低い
● 交感神経優位のサイン(落ち着かない・寝つきが悪い)
これらはすべて自律神経の乱れや脳神経系のアンバランスによる “身体のサイン”と捉えることができます。
身体が整えば、神経も整います。
神経が整えば、症状も改善していきます。
■ 親御さんが悪いわけではありません
「私の育て方がいけなかったのか…」
「もっと早く何かできたのでは」
と自分を責めてしまう親御さんも多いのですが、これは断言できます。
親御さんのせいではありません。
現代社会は、
・生活リズムが不規則
・外遊びが減った
・睡眠の質が落ちている
・タブレットやスマホの使用時間が長い
・姿勢が悪くなる環境が多い
など、子どもの身体にとって負荷が大きい環境になっています。
その結果、自律神経や脳神経がアンバランスになりやすいのです。
ですので、ご家庭でできることはもちろんありますが、専門的なケアで整えてあげるほうが改善が早いケースも多く見られます。
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北大路東洋鍼灸整骨院の“やさしい子ども施術”|北大路東洋鍼灸整骨院
おねしょ・チック・夜驚症は、「様子を見ましょう」と言われることが多い症状です。
しかし、当院に来院されるお子さまの多くが、ただ待つだけでは改善しづらく、身体や自律神経に明らかなアンバランスがみられます。
お子さまの身体はとても繊細で、環境の変化や疲れ、ストレス、姿勢の崩れなどの影響を大人以上に受けやすいため、脳神経や自律神経が不安定になりやすく、そこからおねしょ・チック・夜驚症の症状につながってしまうことがあります。
そうした背景をふまえて、当院では 「子どもの身体に負担をかけないやさしい施術」 を徹底しながら、
● 姿勢の乱れ
● 自律神経の乱れ
● 脳神経系のアンバランス
を総合的に整えていくことを大切にしています。
◆ 子ども施術の特徴①:痛みを与えない “ふれるだけの調整”
施術は、強く押したり、ひねったりするようなものではありません。
とてもやさしい刺激で、身体の緊張をほどいていきます。
特に子どもは、
・骨が柔らかい
・神経反射が鋭い
・筋肉がまだ未発達
のため、大人と同じ刺激では逆に負担が大きくなってしまいます。
当院の施術は、
「触れているだけのように感じる」
「気づいたら眠ってしまった」
というお子さまがほとんどです。
やさしい刺激でも、
● 自律神経の興奮が落ち着く
● 呼吸が深くなる
● 首・背中の緊張が抜ける
● 背骨の動きが整う
● 脳の過剰な反応が鎮まる
など、子どもの身体は変化しやすい特徴があります。
◆ 子ども施術の特徴②:自律神経と脳神経系に特化した調整
おねしょ・チック・夜驚症に共通しているのは、自律神経の乱れ・脳神経系のアンバランス です。
そのため当院では、身体を整えるだけでなく、脳神経の働きをスムーズにするための特別なアプローチも行います。
● 呼吸の調整
呼吸が浅い子どもは非常に多く、浅い呼吸は交感神経を過度に働かせてしまいます。
胸郭(肋骨周り)をやわらかくし、横隔膜がしっかり動くように整えます。
● 頚椎(首)の調整
首は自律神経の中枢に近く、姿勢や血流に大きく関わります。
当院では首への負担を極限まで抑える、非常に繊細な調整を用います。
● 内臓の緊張をとる調整
お腹が固い子どもは、おねしょや夜驚症の傾向が強くあります。
触るだけのやさしい手技で内臓の機能を整え、リラックスできる身体へ導きます。
● 頭部(脳)の緊張調整
脳の興奮が強いと、
・チックが出やすい
・夜驚症が起こりやすい
・眠りが浅い
などの症状が現れます。
頭蓋のわずかなゆがみや緊張を調整することで、脳神経の働きを整え、おだやかな状態へ導きます。
◆ 子ども施術の特徴③:身体の土台である「姿勢」から整える
姿勢は神経機能に大きな影響を与えます。
猫背・反り腰・頭が前に出る姿勢の子は、
● 呼吸が浅くなる
● 血流が悪くなる
● 自律神経が乱れやすくなる
● 脳への情報処理が追いつかなくなる
など、さまざまな問題の原因になります。
施術では姿勢の土台となる
・背骨
・骨盤
・足の使い方
まで優しく整え、自然に正しい姿勢が保てる身体へ導きます。
特に、「姿勢が整う → 呼吸が深くなる → 自律神経が整う」という流れが生まれ、その結果、脳の働きが安定して症状の改善に向かいやすくなります。
◆ 子ども施術の特徴④:鍼灸を使う場合も “痛くない特別な方法”
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鍼灸と聞くと「痛いのかな?」と思われがちですが、
当院では 刺さない鍼(てい鍼) や、肌に触れる程度の 小児鍼 を使用します。
● 刺さない
● 痛みがない
● 柔らかい刺激
● 赤ちゃんでも受けられる
という安全性の高い施術です。
鍼灸は副交感神経を高め、脳のリラックス状態をつくるのが非常に得意な施術です。
そのため
・寝つきが改善した
・夜泣きが減った
・おねしょの回数が減った
・チックの頻度が落ち着いた
という変化が出やすくなります。
◆ 子ども施術の特徴⑤:ご家庭でのケア方法も丁寧にサポート
来院時の施術だけではなく、お家でもできる簡単なケアをご提案しています。
たとえば…
● 呼吸を整えるための簡単エクササイズ
● 姿勢を良くする遊び
● 寝る前の身体リラックス法
● スマホ・タブレットとの付き合い方
● 睡眠リズム改善のアドバイス
こうした小さな積み重ねが、自律神経の安定にとても大きな効果を発揮します。
親御さんができることで、お子さまの良い変化がさらに加速していきます。
よくあるご質問(Q&A)|北大路東洋鍼灸整骨院
Q1. 病院で「様子を見ましょう」と言われました。それでも施術は必要ですか?
A. はい、「様子を見ましょう」と言われるケースほど施術の効果が出やすい傾向があります。
おねしょ・チック・夜驚症は、身体の土台となる
● 姿勢の乱れ
● 呼吸の浅さ
● 自律神経の過緊張
が積み重なることで悪化しやすく、これらは自然に整うことが少ないためです。
成長を待つだけでは改善しづらいことも多いため、早めに身体を整えてあげることをおすすめします。
Q2. 施術は痛くありませんか?
A. ご安心ください。
当院の子ども施術は まったく痛くありません。
ほんのわずかに触れる程度のやさしい刺激で、赤ちゃんでも受けられる施術です。
「くすぐったい」
「触られているのが気持ちいい」
という反応が多く、施術中に寝てしまうお子さまもたくさんいます。
Q3. 何回くらい通えば改善しますか?
A. お子さまの身体の状態によって差があります。
● 姿勢のゆがみが強い
● 呼吸が浅い
● 緊張しやすい性格
● 睡眠の質が悪い
● 内臓の働きが弱い
などがある場合は時間が必要です。
ただし、多くのお子さまは早い段階で「変化の兆し」が見られます。
例:
・おねしょの回数が減る
・チックの頻度が落ちる
・夜泣き・夜驚が起きにくくなる
・寝つきが良くなる
・感情が安定する
改善速度には個人差がありますが、身体が整い始めると良い方向へ向かいやすい傾向があります。
Q4. 小学生でも、幼児でも受けられますか?
A. はい。
0歳から小学生、中学生まで幅広く対応可能です。
年齢によって施術内容は変えていますので、成長の段階に合わせた最適な方法でケアいたします。
Q5. 親が付き添って施術を見ても大丈夫ですか?
A. もちろん大丈夫です。
お子さまが安心できるよう、施術はすべてオープンに行います。
施術の意味や効果も説明しながら進めますので、ご家庭でも意識していただけるポイントが分かりやすくなります。
Q6. チックは自然に治ると聞きましたが…?
A. 確かに自然に落ち着くケースがありますが、身体の状態を整えることで改善が早くなることが多いです。
チックは
・脳の興奮(抑制低下)
・自律神経の過緊張
・呼吸の浅さ
が重なると出やすいため、これらを整える施術はとても有効です。
“治る時期を早めてあげる” というイメージを持っていただくと分かりやすいかと思います。
Q7. 遠方からですが、施術は受けられますか?
A. はい、お受けいただけます。
実際に遠方から来院されるお子さまも多く、身体の状態をしっかり確認したうえで最善の施術をご提供します。
Q8. 家でできることはありますか?
A. たくさんあります。
呼吸を深くする遊び、リラックス方法、姿勢の整え方など、年齢に合わせて続けやすい方法をお伝えします。
ご家庭でのケアと施術を併用することで、改善スピードは格段に上がります。
Q9. 夜驚症がひどくて困っています…
A. 夜驚症は脳が疲れているサインです。
身体を整えることで「深い睡眠」が取れるようになり、結果として夜中の興奮反応が落ち着いていきます。
夜驚症は親御さんが非常に心配される症状ですが、施術との相性が良く、改善例も多い症状です。
Q10. おねしょは何歳まで見てもらえますか?
A. 年齢制限はありません。
ただし、6歳を過ぎて続く場合、「膀胱だけの問題」ではないケースが多いため、身体全体のバランスを整える必要があります。
姿勢・呼吸・内臓・自律神経の改善でおねしょが落ち着いてくるケースはたくさんあります。
■ 最後に
おねしょ・チック・夜驚症は、決して珍しい症状ではありません。
そして、親御さんが悪いわけでも、お子さまが悪いわけでもありません。
ただ少しだけ、
● 身体の緊張が強い
● 自律神経が疲れている
● 呼吸が浅くなっている
● 脳が疲れすぎている
そんなサインが出ているだけです。
身体が整えば、神経は必ず安定します。
神経が整えば、症状は少しずつ落ち着いていきます。
北大路東洋鍼灸整骨院では、お子さまが笑顔で過ごせる未来のため、痛くない・怖くない・優しい施術でサポートしていきます。


















