産後の体型
- お腹周りのたるみ
- 骨盤の開き・歪み
- 姿勢の崩れ
- 下半身太り
産後の体型の悩み|北大路東洋鍼灸整骨院
産後の体型の悩みは、多くのママが共通して抱える問題です。
妊娠・出産は体に大きな変化をもたらすため、妊娠前と同じ体型にすぐ戻るのは難しいことがほとんどです。
ここでは、産後に多く見られる体型の悩みとその背景を詳しく説明します。

産後の体型変化の原因とメカニズム|北大路東洋鍼灸整骨院
1. お腹まわり(ぽっこり・たるみ)
原因:妊娠中にお腹が大きくなることで、腹直筋(お腹の真ん中を縦に走る筋肉)が左右に引き離される。
メカニズム:
・「腹直筋離開」が起こると、腹筋の支えが弱まり、内臓をしっかり支えられなくなる。
・出産後も筋肉が元に戻りきらないと、下腹部がぽっこり残る。
・さらに皮膚や皮下脂肪が伸びて緩むため、たるみも出やすい。
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2. 骨盤の開き・歪み
原因:出産時に分泌されるホルモン「リラキシン」によって靭帯が柔らかくなり、骨盤が開いて赤ちゃんが通れるようになる。
メカニズム:
・出産後、骨盤は自然に閉じようとするが、筋力低下や姿勢の癖で歪んだ状態で固まることがある。
・骨盤が前傾すると反り腰、後傾すると猫背気味になり、下半身のラインが崩れる。
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3. 下半身太り
原因:骨盤の歪み+筋力低下+脂肪の蓄積。
メカニズム:
・骨盤が開くと股関節の動きが制限され、血流やリンパの流れが悪くなる。
・下半身に脂肪や水分がたまりやすく、太もも・お尻まわりにボリュームが出やすい。
・骨盤底筋群の弱化により内臓が下がり、お腹・腰まわりに脂肪がつきやすくなる。
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4. 体重が戻らない
原因:代謝低下・食生活・睡眠不足。
メカニズム:
・妊娠で増えた脂肪は、出産後もしばらく体に残るようプログラムされている(母乳栄養のためのエネルギー蓄積)。
・授乳で消費カロリーは増えるが、睡眠不足により食欲ホルモン(グレリン)が増加し、過食につながる。
・運動不足で筋肉量が減少 → 基礎代謝が下がり、脂肪が燃えにくくなる。
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5. 姿勢の崩れ(猫背・反り腰)
原因:妊娠期の重心変化+抱っこや授乳姿勢の影響。
メカニズム:
・妊娠中はお腹が前に出るため、腰が反りやすくなる。
・出産後も筋肉が戻らず、反り腰が残る。
・授乳や抱っこで前かがみ姿勢が続くと、背中や首の筋肉が硬くなり、猫背や巻き肩が定着。

産後の体型に対する施術|北大路東洋鍼灸整骨院
姿勢の崩れや骨盤の歪みに対しては「骨盤矯正」で改善を目指します。
妊娠中〜出産後の骨盤の歪みはもちろん、育児の中でもお体には多くの負担がかかっています。
そのようなお身体の歪みも一緒に改善していけるのが骨盤矯正になります。

代謝の低下・睡眠不足・下半身の血液やリンパの巡りが悪いなどの症状に対しては、筋肉や自律神経の観点から鍼灸施術・オイルマッサージが効果的です。


筋肉の硬さやコリ、姿勢を保つために必要な筋肉の疲労を解消するために「超音波」や「EMS」と言った施術もあります。

あなたに合わせた施術をご提案させていただきます!
Q&A|北大路東洋鍼灸整骨院
1.体型はいつ頃から戻り始めますか?
答え:産後6〜8週間は「産褥期」と呼ばれ、子宮やホルモンが回復していく時期。自然に体重やお腹は少しずつ戻りますが、本格的に体型を整えやすいのは産後2〜3か月以降。
2.骨盤矯正はいつから受けられますか?
答え:産後1か月健診で体調に問題がなければ、軽いストレッチや整体をスタートできます。本格的な骨盤矯正や運動は、産後2〜3か月以降が目安。
3.下半身太りが気になります。運動で改善できますか?
答え:骨盤の歪みや筋力低下が関わるため、スクワットなどの筋トレだけでなく、骨盤まわりのバランスを整える運動や整体が効果的です。















