第5中足骨基部裂離骨折(下駄骨折)
- 足の小指の付け根の痛みや腫れ
- 体重をかけると痛む
- 内出血のようなアザがある
第5中足骨基部裂離骨折(下駄骨折)のメカニズム|北大路東洋鍼灸整骨院
第5中足骨基部裂離骨折(下駄骨折)とは、短腓骨筋が強く引っ張られたときに、その付着部の第5中足骨基部が“ベリッ”と剥がれるように折れてしまうことを指します。
つまり、外からの強い衝撃だけでなく、体の内側(筋肉の力)によって骨が折れるパターンです。
この骨折が「下駄骨折」と呼ばれるのは、昔の人が下駄を履いた状態で足をひねって転倒したときに起こりやすかったからです。
下駄は不安定な履き物なので、足をくじきやすく、足首が内側に捻れる“内反捻挫”の姿勢をとりやすいのです。
このような足の捻挫動作の延長で、短腓骨筋が急激に引っ張られ、骨が剥がれるというメカニズムが生まれます。
第5中足骨基部裂離骨折(下駄骨折)の施術|北大路東洋鍼灸整骨院
1. 初期対応(RICE処置)
受傷直後は、以下のRICE処置が基本となります。
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Rest(安静):患部を動かさず、体重をかけないようにします。
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Ice(冷却):氷や冷却パックで患部を冷やし、腫れや痛みを抑えます。
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Compression(圧迫):弾性包帯などで軽く圧迫し、腫れを防ぎます。
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Elevation(挙上):患部を心臓より高い位置に保ち、腫れの軽減を図ります。
これらの処置は、炎症を抑え、回復を促進するために重要です。
①背骨・骨盤矯正施術
永田式背骨骨盤全身矯正 – 北大路東洋鍼灸整骨院←クリックで施術について詳しく知る
体の歪みを整えることで、両足にかかる負担が均等になりバランスが取れるので、捻挫や第5中足骨基部裂離骨折(下駄骨折)を未然に防ぐことができます。
②鍼灸施術
経絡N全身鍼灸施術 – 北大路東洋鍼灸整骨院←クリックで施術について詳しく知る
第5中足骨基部裂離骨折(下駄骨折)の回復を高める「ツボ」を鍼とお灸で刺激することにより、血行促進や代謝UPによって早期回復を促します。
③超音波施術
ハイボルテージ施術 – 北大路東洋鍼灸整骨院←クリックで施術について詳しく知る
電気と熱を患部に浸透させる施術です。
低出力の超音波を患部に照射することで、骨の癒合を促進し、治癒期間の短縮が期待されます。
特に、血流が少なく治りにくいとされる第5中足骨基部の骨折には有効とされています。
④オイルマッサージ施術
オイルマッサージ – 北大路東洋鍼灸整骨院←クリックで施術について詳しく知る
血行促進・リンパの循環促進などの作用により、損傷した患部に回復するための「栄養素」が送り届けられることで症状の早期緩和に繋がります。
第5中足骨基部裂離骨折(下駄骨折)のQ&A|北大路東洋鍼灸整骨院
Q:「痛みが強い時は冷やしたほうがいい?温めたほうが良い?」
A:「一度受診され、状態に応じて判断することをお勧めします。」
国家資格である柔道整復師が在中している北大路東洋鍼灸整骨院では、生理学・解剖学などの観点から
患部の状態に応じて適切な処置をすることが可能です。
Q:「痛みが続いています。足先の冷え性も関係ありますか?」
A:「関係する場合はあります。」
四肢末端は毛細血管といって、体幹部にある太い血管とは違い細くて細かい血管のため、血液循環が悪く栄養素が流れにくくなっています。
その部分が冷え性によってさらに血行不良となると、損傷した部分の回復が遅れる可能性があります。
北大路東洋鍼灸整骨院では、回復しにくい部位に対しても効果的な施術を行っておりますので、一度ご相談ください♪