胸椎・腰椎圧迫骨折
- 病院で圧迫骨折と言われた
- 腰を強く打った
- 腰が痛い
- 背中が丸くなってきた
- 足が痺れる時がある
胸椎・腰椎圧迫骨折のメカニズム|北大路東洋鍼灸整骨院
圧迫骨折は骨の一部分に過度の負担がかかったり、重心のバランスが崩れることによって潰され、骨折するものを圧迫骨折といいます。
骨の構造上、海綿質というスポンジのような物質でできている部分があり、そこが潰れやすく、圧迫骨折の起こりやすい場所になっています。
通常、椎体は垂直方向の荷重(体重)に耐える構造をしているのですが
過剰な垂直荷重(高所からの落下など)があると、上からの力が強すぎて、椎体前方が潰れてしまい起こります。
また背骨が曲がった状態で力の加わる(前かがみの状態で重い物を持つ)と前方にストレス集中することによって椎体前縁が潰れて椎体の変形が起こっていきます。
一度椎体が潰れるて変形が起こると、繰り返すリスクもあります。
一度椎体が潰れると、上下の椎体に負担がかかり、背骨全体のバランスが崩れます(前屈み姿勢など)。
その結果、次々に圧迫骨折が連鎖的に起こることもあります
圧迫骨折が起こるとそれに応じて様々な体の不調が出てきます。
・神経圧迫による下肢のしびれ・麻痺
・慢性的な腰痛
・姿勢悪化による呼吸機能低下(重症例)
胸椎・腰椎圧迫骨折の原因|北大路東洋鍼灸整骨院
圧迫骨折の原因は年齢によって変わってきます。
高齢者
高齢者は骨粗鬆症などで骨密度が低下することによって、軽微な外力(尻もち、寝返り、くしゃみ)によって起こることがあります。
骨密度の低下は骨の強度が弱くなり、徐々に圧迫され起こることもあり、このように起こる骨折を「いつの間にか骨折」と言います。
中年40〜60代
中年の方では、労働やスポーツでの過負荷によって引き起こされます。
•荷物の持ち上げ、無理な体勢での作業などによる背骨の前側への圧力
•交通事故や転倒
•車の衝突や階段からの落下などで急激な圧迫力が加わる
•初期の骨密度低下(閉経後の女性など)
若年者10〜40代
若年者は強い衝撃によって引き起こされます。
•高所からの転落、スノーボードやバイク事故などの高エネルギーの外傷
•スポーツでの繰り返すジャンプや衝撃(体操、バレエ、格闘技など)によって引き起こされるスポーツ外傷が多くなります。
胸椎・腰椎圧迫骨折の施術|北大路東洋鍼灸整骨院
圧迫骨折が起こると、
・姿勢の変化(体のバランスが乱れる)
・腰や首の筋肉が疲れやすく、凝りやすくなる
・骨の変形による神経症状(痺れ・感覚の違和感)
などが考えられます。
そのため、北大路東洋鍼灸整骨院では
骨盤矯正によって姿勢の悪化を防ぎ、体のバランスを整えます。
骨盤矯正
筋肉の凝りや、疲れやすさ、神経症状には超音波や鍼灸施術といった施術でお身体の不調に対して刺激を入れていきます。
超音波施術
鍼灸施術
Q&A|北大路東洋鍼灸整骨院
・予防法はありますか?
高齢者の骨粗鬆症が原因になることが多いです。その為、骨粗鬆症の改善や予防は圧迫骨折の予防にも繋がります。
骨粗鬆症の改善には薬物療法や栄養指導、運動療法があります。気になる方は一度お近くの整形外科などに相談ください!
・治っても背中は曲がってしまうの?
はい。背骨が潰れてしまう形になるので、円背「猫背」になってしまいます。
その状態だと筋肉にかかる負担も大きく、呼吸などにも影響がある為、少しでもその症状を取り除いてあげる必要があります。
・一度なると癖になりやすい?
圧迫骨折になってしまうと、その周りの椎体にも影響があるため再発の可能性は高くなってしまいます。