膝蓋骨脱臼
- 膝のお皿が外側に飛び出る
- 膝が痛む、腫れている
- 膝を伸ばせない
- 膝が動かなくなる
- 膝関節が不安定な感じがする
膝蓋骨脱臼のメカニズム|北大路東洋鍼灸整骨院
膝蓋骨脱臼は、膝のお皿(膝蓋骨)が本来あるべき位置から外れてしまう状態を指します。
脱臼の起こる仕組み
・膝蓋骨は、大腿骨(太ももの骨)の前面にあるくぼみに収まっています。
・膝を曲げたり伸ばしたりする際に、この溝に沿って上下に動きます
・膝蓋骨が滑車溝から外れて、外側に逸脱するのが一般的です。

主なメカニズム
・膝が軽く曲がった状態で内側に捻る動き(膝内反)
・大腿四頭筋が急激に収縮したとき
・ジャンプの着地や方向転換などスポーツ中の動作
・膝に直接外側からの衝撃(膝内側を打つ)
などの動きで発生します。
膝蓋骨脱臼の原因|北大路東洋鍼灸整骨院
1.外傷性の原因
・スポーツ中のジャンプや着地時の膝を捻った
・方向転換・急停止の動作(例:サッカー、バスケ)
・外側からの直接的な衝撃(膝の内側を打った)
・膝が軽く曲がっている状態で、膝が捻じられたり、引っ張られる力が加わると、膝蓋骨が外側に押し出されて脱臼します。
2.構造的な原因
・膝蓋骨の入る溝が浅い
・膝蓋骨のある位置が高い
・大腿骨が捻れて、膝蓋骨に外力がかかる
などがあります。
膝蓋骨脱臼の施術|北大路東洋鍼灸整骨院
脱臼後すぐは病院で診てもらう必要があります。
その後の脱臼による後療やリハビリとして施術を行っていきます。
脱臼による痛みや関節不安定性には超音施術や鍼灸施術で改善を目指していきます。


また、膝蓋骨にかかる負担は体の歪みによって大きくなってしまうので矯正施術を行うこともあります。

Q&A|北大路東洋鍼灸整骨院
Q.膝蓋骨脱臼は自然に治りますか?
A.軽度の脱臼は自然に治ることもありますが、靭帯損傷や再発のリスクがあるため施術が必要になります.
Q.再発しやすいですか?
A.10代〜20代の若年者は再発率が50〜70%とも言われます。靭帯損傷、解剖学的要因があると再発の可能性が高くなります。
Q.子供の膝蓋骨脱臼は成長で治りますか?
A.軽度な場合は成長とともに安定することもありますが、関節が柔らかい、骨格的な異常があると再発の可能性があり、注意が必要です。















